友情の力

コスタリカで最大の保護区であり、ユネスコの世界自然遺産でもある、ラ・アミスタッ・インターナショナルパーク(PILA)をご存知でしょうか。 国内唯一の国際公園で、1982年にコスタリカとパナマの政府によって制定された唯一の二国公園は、パナマとの国境を挟んだ位置にあります。 「ラ・アミスタッ」はスペイン語で「友情」を意味します。両国によって保護された土地の総延長は40万ヘクタール近くあり、太平洋と大西洋側の熱帯雨林と雲霧林など多様なライフゾーン、そして先住民居住区をカバーしています。 公園の大部分を占めるタラマンカ地域は、スペインの植民地化に抵抗した先住民族の植民地時代の避難所でした。厳しい地理的条件のおかげで、この地域は孤立しているため、住民は伝統的な生活や服装のほとんどを守ることができました。 1983年に、膨大な文化的豊かさと並外れた自然の生息地によって、生物圏保護区としてユネスコ世界自然遺産に指定されました。 アメリカ大陸では最大のネコ科であり、世界で3番目に大きいジャガーなどの絶滅の危機に瀕している種を含め、哺乳類は213種、400種の鳥類、263種の両生類と爬虫類を含む多種多様な野生生物が公園に生息しています。 この地域のみで確認されている野生生物も少なくなく、人類の宝物が友情の力によって大切に保護されているのです。 この友情の力をさらに強く、全世界へ広げていきましょう。

クジラを呼ぶパワースポット

今日の「コスタリカのすごいところ」は、クジラを呼ぶパワースポット?について紹介します。 コスタリカの太平洋側南部にウビータと呼ばれる場所があります。ココです↓ この場所を拡大すると、クジラの尾の形に見える岩礁があります。 写真ではこんな感じです。干潮と満潮で見え方が異なり、満潮の時は、このように見えます↓ 干潮は ↓↓ のように見え、干潮のほうがクジラの尾に似てます。 この場所は「マリーノ・バジェナ国立公園」となっており、ビーチで楽しんだり、森林トレイルでナマケモノ、サル、野鳥などの野生動物を観察することも出来る人気の国立公園です。 マリーノ・バジェナとは、日本語に直訳して「海のクジラ」という意味。クジラの尾に似た岩礁があることから、このような名前が付いていると思われるかもしれませんが、実は、この国立公園は、北極と南極からくるザトウクジラを観察できる、世界で最も最適な場所のひとつなのです。 温暖な海水は、クジラが冬を越すのに最適な場所となり、北極から来るクジラは12月~4月、南極から来るクジラは7月から10月ごろに観察することができます 国立公園として保護されているエリアは、地上171ヘクタール、海洋5,160ヘクタールと圧倒的に海洋エリアが広いです。 国立公園入場口からクジラの尾に似た岩礁まで歩いて行くこともできます。 幻想的な砂浜が延々と続ている感じです。 クジラの尾の先端に行く途中に陸地を見るとこんな感じに見えます。 先端の岩場は歩きにくく、地上からはクジラの尾の形は全く分からないただの岩場です。 この海洋周辺は、ザトウクジラの他に、世界最大の哺乳動物であるシロナガスクジラやマッコウクジラもこの海洋地域を渡ってくる他、コスタリカの近海に生息するコビレゴンドウやオキゴンドウなどを含めて現在まで24種のクジラとイルカが確認されているという、驚きの場所です。 この大きなクジラの尾の形をした岩礁は、クジラやイルカを呼び寄せるパワースポットなのかもしれません。そうであったらいいな~ シーズンになると、ホエールウォッチングツアーに参加することも出来ます。 興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。info.cr@his-world.com

古代からの生存儀式

今回の「コスタリカのすごいところ」は、ウミガメに関してお話をさせていただきます。 1億年以上の太古から地球に生息し、極端な気候変動にも耐えて生き延びてきたウミガメですが、残念ながら、現在、世界に分布する7種のウミガメ全種がIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにその名前が掲載されています。 この素晴らしい生き物を絶命の危機に追いやったのは我々人間以外の何者でもありません。 乱獲、混穫と延縄漁業、生息環境の破壊と変化、汚染などの人為的要因がこのまま続けば、私たちの子孫は、このウミガメという生き物を一生見ることが出来なくなるかもしれません。 ウミガメは成長するまでに長い時間を要し、生息範囲が広域で多様な自然環境が必要であることから、保護活動も一地域や一国に留まるものではなく、人類レベルで取組んでいく必要があります。 コスタリカには、世界に存在する7種のウミガメのうち5種類が産卵のために上陸します。世界でも最大級のヒメウミガメの集団産卵「アリバダ」を見られる海岸を太平洋側に2箇所も有し、カリブ海に生息するウミガメが産卵にやってくるトルトゥゲーロやガンドカなど、ウミガメの生態に深くかかわっている土地であることから、世界に先駆けてウミガメの保護活動を実施する使命があると弊社は考えております。 ウミガメは、孵化してから100分の1~1000分の1という確率で大人になり、大海原を旅して生まれた海岸に戻ります。 奇跡のような確率で大人になり、種を残すための生存儀式を目前にした時、人は深い感動に包まれます。私たちはその感動を共有し、自然保護への決意と信念としていただきたく、この素晴らしい生物の産卵シーンをツアーとしてご紹介しております。 圧巻の自然現象アリバダ観察ツアー アリバダ観察のチャンス、ウミガメ産卵観察ツアー

コスタリカのすごいところ

コスタリカという国をご存知でしょうか?最近は、テレビなどでも紹介されて知名度も上がってきましたがひと昔前は、「アフリカ?」とか 「何処の島?」など、コスタリカが何処にあるかを知らない方も大勢いました。というか、知っている人のほうが少なかったと思います。 コスタリカは、ここにあります↓↓ ※手書きの矢印は気にしないでください。。。北米と南米のあいだ、中米にあります!ただ、この地図のスケールだと分かりにくいので、以下、ここです↓↓ 有名なパナマ海峡のあるパナマの上の国なんですねー コスタリカは、小国ながら大変ユニークな国なので、今回からシリーズで、「コスタリカのすごいところ」を紹介していきます! 今回のタイトルは 「そこらじゅうに野生生物がいる」 コスタリカの国土は小さく、地球の表面の0.03%しかありません。0.1%もないんです。。。でも、野生生物の種類が多く生息している国の世界上位20に入っているんです。つまり、ブラジルやコロンビアなど、アマゾンを含む広大な面積を持つ国と同じように、多様な生物が生息しています。 でも、コスタリカのすごいところは、小さな国土に多くの種類が生息していること。例としてブラジルと比較してみましょう。 コスタリカより166.6倍も大きな国土のブラジルは、1,000㎢あたり平均で、6.5種の植物、0.2種の鳥類、0.05種の哺乳類が生息しています。 コスタリカはというと、同じ1,000㎢あたりの平均で、234.8種の植物、16.9種の鳥類、4.6種の哺乳類が生息しています。 そして、この51,100㎢の面積(北海道の6割)しかないコスタリカには、なんと、地球上で確認されている生物種の約5%にあたる50万種が生息し世界で最も生物多様性密度が高い国なんです! すごいですねーコスタリカ ♪

サイトリニューアル!

 2015年にエコア・トラベルという名前でオープンしたウェブサイト(現在 HIS コスタリカ)お陰様でずーと忙しく、中々更新も出来ずにおりましたが、今回のCOVID-19の件で時間が出来たので、いよいよリニューアルすることが出来ました!!  コスタリカの最新情報、野生動物の生態、旅先の面白い話、また私の趣味であるサーフィン、そしてボランティア活動であるライフセービング等々、皆さまのお役に立てる情報(そうでない情報もあるかもですが。。。)を発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします! もう夕暮れ時のコスタリカより